透明封筒・DM発送お役立ちコラム集
透明封筒とエコを考える
最近はダイレクトメールに透明封筒を使うことが増えてきました。
またカタログなど厚さがあり重いものを入れる場合にもよく利用されます。
透明封筒の良いところはビニール素材でできているので水濡れに強いことです。
今までの紙封筒の場合にはどうしても水濡れに弱く、
水濡れを防止しようとすると特殊な加工が必要でした。
そこでビニール封筒(透明封筒)が重宝されてきましたが、
実は最近特に問題になっていることがあります。
それはビニール封筒に貼る宛名ラベルのことです。
メール便や宅急便で配送するときには宛名ラベルを貼ります。
宛名ラベルは通常紙でできています。透明封筒は当然ビニールです。
実はここに問題があります。透明封筒で届いたダイレクトメールなどを
捨てるときにごみの仕訳が必要な地域があります。
地域によって、ビニールは燃えないゴミ、
宛名ラベルは燃えるゴミに仕訳する必要があります。
このため透明封筒でダイレクトメールを受け取った人は
透明封筒と宛名ラベルを分ける作業が必要になります。
ではこのような場合にはどのような対処をすればよいのでしょうか?
実は良い方法があります。宛名ラベルをビニール封筒に貼らずに
透明封筒の中に入れる一番上の紙に貼ってしまう方法です。
ダイレクトメール作成段階から宛名ラベルの大きさを考えて
レイアウトする必要がありますが、ダイレクトメールを受け取る人
のことを考えると実行する価値はあります。
さらにもう一つ方法があります。
それは透明封筒の中に入れる一番上の紙に宛名ラベルの内容を
直接印刷してしまう方法です。印刷するときには差し込み印刷で
個別に印刷する必要があり手間はかかります。
具体的な方法としては最初に宛名データを印刷する部分以外を印刷してしまいます。
宛名データ以外を印刷した紙に差し込み印刷で個別に宛名データを印刷していきます。
この場合に紙がコート紙の場合印刷が行いにくいので、
できれば上質紙を使うとよいでしょう。
このような方法で透明封筒と宛名ラベル(宛名データ)を
うまく利用してダイレクトメールを受け取るお客さんに
負担をかけない方法も考えてみる必要がありそうです。
透明封筒に宛名ラベルを直接貼らない方法で
ダイレクトメールを出す場合、どうして透明封筒に直接、
宛名ラベルを貼らないかの説明を入れて、
お客さんに知らせるのも良い方法ですので実行してみて下さい。
地域や会社関連へのダイレクトメールの場合には
紙の宛名ラベルと透明ビニール封筒を分別しなくても良い場合もあります。
またビニール素材の封筒で色付きの場合には中身が見えませんので、
片面を透明封筒、あるいは宛名データ部分を窓空きにするなどの方法もあります。
分別に関しては特に女性の方の関心が高く、
女性にダイレクトメールや発送物を送る場合には注意が必要です。
周りの人の意見も聞きながらコストは上がりますが
ごみ分別のことを考えてみることも必要に思います。
最近は特にその必要性が増してきたように思います。