透明封筒・DM発送お役立ちコラム集

DM担当者になると

よく聞く話として、会社の会議で「今回の販促予算をDMに○○円あてる」
と決定されることがあります。DM発送することが決まると担当者が決まります。
しかしここで困ったことが起こります。
DMの担当部署やDM担当者など、経験がある人が担当になる場合は問題ないのですが、
初めてダイレクトメールを担当しなければならない場合は非常に苦労します。
そしてトラブルが多く発生します。

しかし現実には、一度もダイレクトメールを出したことがない人やチームが、
結成されることがあります。
このダイレクトメール発送の担当に決まった人たちが考えることは、
DMを出すことが一番の目的になってしまうことがあります。

ダイレクトメールで売り上げをいくら上げようというところにはいきません。
なぜなら今までにDMを出し、その結果や工程のデータがないからです。
もし売り上げ目標があったとしても、それは根拠のない目標になります。
したがって初回のDMはテストデータを取るくらいの感覚で、
余裕をもって発送することをお勧めします。

初めてダイレクトメールを発送する場合、一番初めに考えることは
新規のお客様にDMを出すのか、既存のお客様に出すのか、
あるいは今まで買っていただいていたが最近お買い上げいただいていない
お客様に出すのか、お客様を選別することが重要です。
会議でDM発送することが決まった時点で、誰にダイレクトメールを出すか
は決まりますが、時にはとにかくDMを出して売り上げを上げよう、
などということもあります。

DMは自分たちで作るのか?広告代理店に任せるのか?
コンサルタントに依頼するのか?
または基本は自分たちで考え、分からないところを
DM発送代行専門会社にアドバイスをもらうのか?
予算やDM発送までの時間を考えて、どの方法にするか選ばなければなりません。

その他にも封筒サイズを考える必要があります。
A4サイズの封筒なのかA4の紙を三つ折りにして入れる長3封筒にするのか?
封筒の種類を紙にするのかビニール透明封筒にするのか、
またそれぞれの材質の厚さはどれにするのか?
紙の種類や透明封筒の材質はどれにするのか?
あるいは封筒ではなくハガキにするのか?
ハガキであれば通常の官製はがきなのか?A4サイズハガキなのか?
あるいは何ページもの紙を糊で圧着し、見るときに剥がしてみる
圧着ハガキなのか?

印刷は自社で行うのか、印刷業者に任せるのか?納期は間に合うのか?
他の業者と調整は大丈夫か?

発送方法も考える必要があります。郵便で送るのか?
ヤマトメール便で送るのか?
佐川ゆうメール便で送るのか?その他の方法を使うのか?
あるいはDM発送代行専門業者に任せるのか?

封入作業や宛名ラベル作成は自社で行うのか?業者に依頼するのか?
またはDM発送代行専門業者に印刷から発送までを全て任せるのか
も考える必要があります。

発送したダイレクトメールが住所不明や受取拒否で戻ってきた場合は
どのように処理するのか?

発送したダイレクトメールの反応をどのように計測するのか?
またその結果のまとめ方は?その結果の評価の仕方は?
今後につなげるための方法など考えることは非常にたくさんあります。

また初めてDMを発送するときには、この長い作業の途中に必ずと言っていいほど
トラブルが発生します。今までにやったことのないことを行うのですから
仕方のないことです。
実際にダイレクトメールを作成し発送する作業は思った以上に複雑です。

まとめ

DM発送には複雑な工程が発生します。DM発送までの時期や予算を考えて、
詳しい工程表を作成することが必要です。
工程表を作成しても予定通りにいかないことがよくあります。
日程にはかなりの余裕をもって作成してください。
納期を短縮して依頼するとコストが上がることがあります。
反対に納期が長いと安く済むこともありますのでよく考えて工程表を作りましょう。

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