透明封筒・DM発送お役立ちコラム集
ＤＭの分析法 都道府県別
ダイレクトメールを発送して充実感を感じている人は多いのではないでしょうか？
初めてダイレクトメールを発送する人にとっては、これほどダイレクトメールを
出すことが大変だと思わなかったと感じている人も少なくないと思います。
ダイレクトメールを書くことだけではなく、写真やイラストの準備、
他部門との調整、予算や納期の件、様々な思いもよらないところに
問題が出てきたと思います。
そのためダイレクトメールを発送すると本当に安堵に包まれます。
ダイレクトメールを発送して安堵している暇はありません。
多くの人がダイレクトメールを発送し終えると、
自分の仕事が終わったような感じになります。
しかしダイレクトメールの反応データを収集して
詳しく分析する大事な仕事が待っています。
この分析をいかに行うかによって、今までの苦労が
報われるかが決まるといっても過言ではありません。
今回はダイレクトメールを発送し終えて分析するときに行う
地域について考えてみます。
特に今回は質問の多い、全国に商品やサービスを販売している場合
について限定してみます。
全国に販売するときに考えることは
・どの都道府県がよく売れているか
・都道府県の違いにより売れる時期に違いがないか
・都道府県の違いにより購買単価に差がないか
・都道府県の違いによる年齢層の違いはないか
・都道府県の違いによる男女差はないか
・都道府県の違いによるLTVの違いはないか
・都道府県の違いによる粗利の違いはないか
・都道府県の違いによる優良顧客の割合
・都道府県の違いによる2回目以降に買われる割合
・都道府県の違いによる離脱率の違い
・都道府県の違いによる継続客の違い
などなどたくさんの分析を行い続けなければなりません。
そしてこの分析をもとに、さらにテストを繰り返し
現状分析し続ける作業があります。
ここまでは通常よく考えられることですが、
少し発送を変えて考えてみることにしてみます。
それは都道府県別の人口割合を考えての分析です。
47都道府県の人口割合は
| 都道府県 | 人口 | 人口割合 | 累積 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 13,286,735 | 10.40% | 10.40% |
| 神奈川県 | 9,081,742 | 7.10% | 17.60% |
| 大阪府 | 8,860,280 | 7.00% | 24.50% |
| 愛知県 | 7,434,996 | 5.80% | 30.40% |
| 埼玉県 | 7,221,806 | 5.70% | 36.00% |
| 千葉県 | 6,193,007 | 4.90% | 40.90% |
| 兵庫県 | 5,556,788 | 4.40% | 45.30% |
| 北海道 | 5,430,909 | 4.30% | 49.50% |
| 福岡県 | 5,090,712 | 4.00% | 53.50% |
| 静岡県 | 3,715,901 | 2.90% | 56.50% |
| 茨城県 | 2,933,381 | 2.30% | 58.80% |
| 広島県 | 2,840,211 | 2.20% | 61.00% |
| 京都府 | 2,620,210 | 2.10% | 63.10% |
| 新潟県 | 2,330,797 | 1.80% | 64.90% |
| 宮城県 | 2,328,143 | 1.80% | 66.70% |
| 長野県 | 2,120,076 | 1.70% | 68.40% |
| 岐阜県 | 2,053,286 | 1.60% | 70.00% |
| 栃木県 | 1,987,119 | 1.60% | 71.60% |
| 群馬県 | 1,984,334 | 1.60% | 73.10% |
| 福島県 | 1,947,580 | 1.50% | 74.60% |
| 岡山県 | 1,930,446 | 1.50% | 76.20% |
| 三重県 | 1,829,063 | 1.40% | 77.60% |
| 熊本県 | 1,801,495 | 1.40% | 79.00% |
| 鹿児島県 | 1,679,848 | 1.30% | 80.30% |
| 山口県 | 1,420,003 | 1.10% | 81.40% |
| 滋賀県 | 1,416,952 | 1.10% | 82.60% |
| 沖縄県 | 1,416,587 | 1.10% | 83.70% |
| 愛媛県 | 1,405,051 | 1.10% | 84.80% |
| 長崎県 | 1,396,461 | 1.10% | 85.90% |
| 奈良県 | 1,383,549 | 1.10% | 87.00% |
| 青森県 | 1,336,155 | 1.00% | 88.00% |
| 岩手県 | 1,294,453 | 1.00% | 89.00% |
| 大分県 | 1,178,775 | 0.90% | 90.00% |
| 石川県 | 1,159,015 | 0.90% | 90.90% |
| 山形県 | 1,141,260 | 0.90% | 91.80% |
| 宮崎県 | 1,120,450 | 0.90% | 92.60% |
| 富山県 | 1,076,158 | 0.80% | 93.50% |
| 秋田県 | 1,050,244 | 0.80% | 94.30% |
| 香川県 | 985,387 | 0.80% | 95.10% |
| 和歌山県 | 979,354 | 0.80% | 95.90% |
| 山梨県 | 845,956 | 0.70% | 96.50% |
| 佐賀県 | 839,615 | 0.70% | 97.20% |
| 福井県 | 794,492 | 0.60% | 97.80% |
| 徳島県 | 769,844 | 0.60% | 98.40% |
| 高知県 | 745,070 | 0.60% | 99.00% |
| 島根県 | 702,237 | 0.60% | 99.50% |
| 鳥取県 | 577,642 | 0.50% | 100.00% |
| 合計 | 127,293,575 |
（総務省2013年公開）
上記の人口割合に対してのデータ分析をすることも大切です。
今までに見えてこなかったものが見えてくることがあります。
